2018年12月≪HACCPトピックス≫
農場成績向上と維持の為に!
『戦略的HACCP運用とは何か!を考える』~NO7
今回は【褒め上手である事】についてお話をさせて頂きます。
前回は【内部、外部とのコミュニケーション上手である事】についてお話をさせて頂きました。
全員がスムーズなコミュニケーションを図れるとは限りません。
コミュニケーションを取らない・取れない大きな要因は、
現状満足、大きな変化を好まない、一匹狼、自分が好き、他にも様々な要因は有りますがコミュニケーションを苦手とする方々は増えている様です。
組織内にて目的を達成させる為にはコミュニケーションは必須で有りますが、
ここ最近では指示された事のみ実行さえすれば役目を果たしていると大きな誤解をされている方々も増えています。
私の経験上、自らコミュニケーションを苦手とされる方々に対してはコミュニケーション上手な方々が自ら動いて取られております。
ここで大切な事は『相手を受止める気持ち』です。※注意:『受け入れる気持ち』では有りません
相手は比較的『独立心』が強い方が多い傾向ですが、自分自身を『認めてもらいたい』気持ちも比較的強い傾向で有ります。
その会話の中で『褒める事』『認める事』は大切な事です。大切な事は事実に対し評価する事、賛同する事、賛美する事です。
しかし、褒めれば皆が皆、喜ぶと思いますか?
最近は『子供の頃から褒められた事の無い子供達』が今、大人に成っている方々が多い時代です。
褒められる事で複雑な気持ちに成る事もございます。
しかし事実に対し正直に自分の気持ちを相手に伝える(褒める、賛美する、等)事で決して嫌な思いをされる方は少ないでしょう。
この繰返しが心の距離を近づける一つの方法でもあります。
≪相手を受止める・相手を褒める・これを継続する≫
国際HACCP同盟認定 リードインストラクター
農場HACCP認証審査員
JGAP指導員